パネルヒーターやファンコンベクターを継続利用出来る!
2024年6月以降、政府からの電気料金の補助が終了することが決定し、
オール電化住宅から熱源を灯油やガスへ切替したいというお問合せが急増しています。
オール電化住宅と言っても、お使いの給湯や暖房の種類は様々です。
・(給湯)電気温水器 (暖房)電気ボイラー
・ (給湯)電気温水器 (暖房)蓄熱暖房
・(給湯暖房一体型)湯快暖快
・(給湯)エコキュート (暖房)ヒートポンプ暖房
これまで上記の組み合わせで使われているお客様からのご依頼で、
灯油やガスへの熱源転換リフォームを施工して参りました。
蓄熱暖房以外の話となってしまいますが、
特にセントラルヒーティングがそのまま利用できるというのが人気です。
寒冷地である北海道はセントラルヒーティングが適しています。
セントラルヒーティングにより建物内の温度差を出さないように
パネルヒーターやファンコンベクターは設置されています。
これにより暖かな空気と冷たい空気の境目に発生する結露を防いでいます。
例えば暖房を冷暖エアコンへ改修したとして、
リビングや寝室だけに冷暖エアコンを設置した場合、
他の部屋は冬場は冷えているので、
屋内に温度差が生じ、窓はもちろん壁などに結露が発生する可能性が高いです。
エアコンを設置しない部屋で灯油のポータブルストーブを利用してしまうと
燃焼時に大量の水蒸気を発生させるので、更に結露の発生率が高まります。
結露は目には見えない壁紙の裏側などにカビを発生させてしまうので厄介です。
※国土交通省資料参照
上記資料にも記載があるように
「日本は居室にいるときだけ暖房する間歇暖房が主流。」
だそうです。
日本全国をまとめたものを世界と比較したデータなのですが、
冬が極寒の北海道でも節電し始めたら
「居室要る時だけ暖房」を実践していませんか?
また、
「他国は長時間暖房する習慣である」
というのはセントラルヒーティングの考え方です。
室温が18度以上で安定してると健康状態の維持に効果的だとも言われています。
屋内に温度差を作らないことをお勧めします。
ヒートショック対策や健康維持にもセントラルヒーティングは有効では?
それまでパネルヒーターやファンコンベクターがついていた部屋を全部エアコンへ改修するのは、
イニシャルコストが高額となってしまいます。
また、セントラルヒーティングの住宅は脱衣場にもパネルヒーターやファンコンベクター
が設置されていると思います。
冬期間のヒートショック予防に効果的です。
※厚生労働省のデータを参照しています。
上記グラフは厚生労働省のものですが、
ヒートショックやそれに関連すると思われる冬期間の死亡率が
寒冷地ほど低いという結果が出ています。
これは浴室や脱衣場に暖房機能がある地域は死亡率が低いように思えます。
既存のパネルヒーターやファンコンベクターを活用した灯油やガスへの改修で
高騰する電気料金の負担を減らしませんか?
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