オール電化住宅の電気代いろいろ

2023年12月4日 2024年4月10日

sugihara-sapporo

オール電化住宅から熱源を転換するご依頼では、
圧倒的に灯油の給湯暖房を希望される方が多いです。
都市ガスの場合はガスが埋設されている地域に限られ、
本管から自宅へ引き込む費用なども嵩むため、
導入費用が高額になりがちだからかもしれません。

弊社で熱源転換をされるお客様がオール電化で使用してた給湯や暖房も様々あります。
後継機種が無い湯快暖快（給湯暖房一体型の電気温水器)からの取替が圧倒的に多いのですが、
蓄熱暖房からの転換も大変多くご相談頂きます。
そして、意外にもヒートポンプをご使用の方からの問い合わせも来ます。
これからヒートポンプにしようとお考えの方も多いと思いますので、
ご参考までに弊社で施工されたお客様から頂いた電気代のデータを簡単にまとめたものを作りました。
実際の請求額が分からなかったものもありますので、電気使用量としてご覧ください。

電気料金は、面積や家族人数などで左右されますので、一概に比べられませんが、
ヒートポンプ温水暖房をお使いになられていた方が必ず言うのが
「寒い」「パネルが温まらない」などです。
エコキュートもそうですが、
温水を作る時は外気の熱を取り込み熱交換します。
夏は大変優秀ですが、冬になると温水を作るのに時間がとてもかかります。
給湯なら（お風呂などでお湯を使わない）深夜に時間をかけてお湯を作るのは問題ないですが、
暖房は２４時間フル稼働なので、お湯の温度を上げるのが追い付かない事もあるかもしれません。

あと、ヒートポンプ(室外機）から出る水は凍ります。この画像は我が家のエコキュートです。

エコキュートのヒートポンプユニットの下にエアコンの室外機があるので、
水受けを置いていましたが、やはり凍りましたので、
プラスチックのトレイは別のものに交換しました。
真下の地面もツルツルに凍っています。
エコキュートを設置すると、
冬は水が落ちるスペースを確保するために定期的に確認が必要になります。
面倒ですね。。。

ほくでん　オール電化　電気代　高い　　→　灯油やガスへ熱源を変更することで節電になります！