
エネファームは、都市ガスやLPガスを化学反応させて電気と熱(お湯)を作り出す
家庭用燃料電池です。
2009年から導入支援補助金が始まり、たくさんの新築住宅に設置されました。

エネファームの寿命は15年程度と言われています。
10年の保守期間を過ぎ、
燃料電池の交換の必要などもあるので、
そろそろ交換をお考えの方も多いと思います。
今年に入り、エネファームの故障で本体交換を相談される機会が増えました。
東芝のエネファームですが、
メーカーが2017年7月にエネファームから撤退しており、
TM1-Zは2023年12月
TM1-AD(上部写真)は2025年3月に保守を終了しています。
修理できないと断られるケースが多いとのことです。
当然、後継機種はありません。
現行で家庭用エネファームを製造しているパナソニック製に交換するしか選択肢がありません。
しかし、超高額です。
エネファームが登場した当時は、寿命を迎えたエネファームを交換することになっても
未来はもっと安く工事が出来る予定だったのかもしれません。

もし予定通りに普及していても、
資材高騰や人件費高騰まで予想してなかったのでしょう。
現在、オープン価格となっているエネファームも工事費込みで200万超えと聞いています。
「エネファームをやめる」
となると給湯と暖房をどうするか考えなくてはなりません。
エネファームは屋外設置ですので、
そのまま都市ガスやLPガスを使い続けるのならばエコジョーズは屋内設置なので、
屋内に排気筒を設置できる壁が必須となります。


無駄のない間取りの物件も多く、
外壁に接する壁を用意できない事もしばしばありますが、
もし外壁に接する壁がない場合でも、
屋外設置できる石油式ボイラーへ交換もできます。
その場合は灯油タンクの設置が必要となりますが、
エネファームを撤去したスペースも使えるようになるので、
ハードルは低いのではないでしょうか。
全国的にエネファームの故障が大騒ぎにならないのは、
給湯にエコキュートを屋外設置すれば済む地域は
もともとエアコンを全室につける仕様だったりするので
暖房の問題は特に発生しないのかもしれません。
北海道の戸建て住宅は全館暖房するのが基本です。
暖房を使わない冷えた部屋があると暖かい部屋との気温差で結露して家が傷みますので、
既存の暖房設備(パネルヒーターやファンコンベクター)をそのまま使うことをお勧めしています。
ハウスメーカーの外壁保証があって勝手に穴を空けるわけにはいかない場合は、
ハウスメーカーさんへ相談してみてください。
各社で対応策があるのかもしれません。
対応策がなく、お困りでしたら弊社へご相談ください。
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